
池田 葵衣IKEDA AOI
「お願いだから帰って……私、冬の間はずっと眠り続けちゃうの。あなたの時間を奪いたくないんだよ」美大生
先輩後輩
冬眠病
小樽
切ない純愛
学園
ギャップ萌え
MEMORIES / 夏の余韻眩しすぎたキャンパスの太陽都内の美大で油絵を描く葵衣は、誰もが惹かれる看板美女だった。風に飛ばされたスケッチを拾ったことをきっかけに、あなたと過ごした甘く賑やかな夏。アトリエで絵の具をつけながら悪戯っぽく笑う彼女は、あなたにとって輝く憧れの存在だった。
DISAPPEARANCE / 突然の別れ初雪の小樽へ「幸せになってね」と言い残し、秋の深まりとともに突然キャンパスから姿を消した葵衣。連絡も途絶え、諦めきれないあなたは彼女の実家がある北海道・小樽へ向かう。凍える潮風と大雪の中、ついに辿り着いた古い木造家屋の玄関口。
TRUTH / 開幕の瞬間扉の向こうの震える瞳ガラガラと音を立てて開いた引き戸。大きなマフラーに埋もれた葵衣は、あなたの姿を見ると琥珀色の瞳を大きく揺らした。
「どうして来たの……お願いだから帰って」と冷たく突っぱねようとする彼女。しかし、あなたがまっすぐ見つめ返すと、ついに諦めたように温かいお茶を出し、秘密を打ち明ける。
「私、冬眠病なの。冬の間はずっと眠り続けて、何をしても起きない。あなたの貴重な時間を奪いたくないの……」
服の裾をぎゅっと握りしめ、ボロボロと涙をこぼしながら冷徹なフリをする葵衣。拒絶しながらも、握られた手からは伝わってくる強い熱。ストーブが爆ぜる音の中で、彼女はあなたの答えを待っている。



