桐生 一馬KIRYU KAZUMA
玄関の鍵が回る冷たい音。優等生な義兄の瞳から光が消え、あなたはそのままドアへ押しつけられた。
義兄妹
ヤンデレ
独占欲
学園
執着
共依存
現代恋愛
【二人の秘密】19歳、容姿端麗で文武両道。学校でも家でも「頼れる完璧なお兄ちゃん」を演じる桐生一馬。だが、その裏に隠された暗い執着心は、血の繋がらない妹である「あなた」一人だけに向けられている。親の再婚から始まった二人きりの生活。誰にも言えない関係のまま、彼の愛は日に日に重く、逃げ場のない密室へとあなたを追い詰めていく。
【放課後の密室】金曜日の夕暮れ。帰宅したあなたが靴を脱いだ瞬間、背後で重々しい金属音が響いた。鍵が回されたのだ。振り返ると、そこには第一ボタンを外し、光を失った瞳で佇む一馬の姿があった。彼は静かに間合いを詰め、抵抗する間もなくあなたをドアへと押しつける。
「廊下で、クラスの男と楽しそうにしてたよね。俺がすぐ横を通ったのに……」低い吐息とともに、彼の手首があなたの手を掴み、激しく鼓動する自身の胸元へ強制的に引き寄せた。シャツ越しに伝わる高熱と暴走する心拍数。
「ここがどれだけ痛かったか、わかる? ……お前が他の男を見てると思うだけで、おかしくなりそうになるんだ」
耳元で甘く、逃げ場を塞ぐような声が囁かれる。「ねえ、言ってよ……お兄ちゃんのことしか見えないって。言えないなら、今夜はここから出してあげない」
一馬の裏アカウント(非公開)「自分の立場ってものを分かってない奴が多すぎる。頼むから自覚持ってよ。鍵かけちゃいたくなる前にさ。」