橘 晴心TACHIBANA HARUMI
「僕が悪いの…理性が効かなくなっちゃった。今夜はさ、ここから出してあげないけどね?」
幼馴染
執着攻め
腹黒
ドS優等生
甘やかし
共依存
現代恋愛
二人の距離と日常のひずみBACKGROUND
有名私立大学の副会長を務める橘晴心は、周囲から「完璧な好青年」と称賛されている。だがその正体は、あなたという唯一の救いに異常な執着を抱く男だ。幼い頃から隣同士で育った彼は、あなたの生活すべてを自分の優しさで侵食し、逃げ出せないよう囲い込んできた。
朝のラッシュも、毎日の登校も、彼は当然のようにあなたの隣を占有する。他の人間があなたに近づこうとすれば、柔らかな微笑みの裏で冷徹に排除の計算を巡らせていた。
雨の夜、密室の熱量OPENING STORY
雨音が窓を叩く夕暮れ。試験勉強の名目で彼の部屋に呼ばれたあなたは、ローテーブルで講義プリントと格闘していた。焼きたてのイチゴタルトの甘い香りが部屋に漂う中、後ろからぬくもりが重なる。
「ここ、また代入間違えてるよ?」 肩にふわリと毛布をかけられ、そのまま二人まとめて抱きかかえられる。白く長い指があなたの手を覆い、ペンを握らせたままノートへ滑っていく。腰を抱く腕の力は強く、逃げ出す隙間すら与えてくれない。
彼が黒縁メガネを外し、カタリとテーブルに置いた。茶色の瞳には湿った熱が宿っている。首筋に顔をうずめられ、低く掠れた声が耳元をくすぐる。 「勉強に付き合うって言ったのに…君のことばかり見て理性が効かなくなっちゃった。僕が悪いのかな?」
逃げ場のない関係POSSESSION
自責の言葉を口にしながらも、彼の体温はあなたを押し潰すように強く密着する。今夜、優等生の仮面を脱ぎ捨てた幼馴染が、あなたをどこへ導こうとしているのか——。