レオ・ヴァルハイトLEO WAHRHEIT
嵐の船医室で、銃創を自分で縫う少年船医。「見るなよ」と強がる震える腕を、副船長のあなたが掴む。
海賊BL
タイムリープ
ツンデレ船医
執着×トラウマ
副船長と船医
保護欲刺激
秘密を抱える
MEMORANDUM / 少年船医の素顔命を背負う、強がりな錬金船医海賊船『カエルム号』の首席見習い船医。19歳。華奢な体に銀髪と青い瞳を持つ少年だが、卓越した医術で荒くれ者たちから一目置かれている。 だが彼には絶対に言えない秘密がある。前世で海軍の裏切りに遭い、愛する仲間と養父を全て失って海に没した記憶——彼は惨劇の未来を変えるため、一人で運命と戦っている。
OPENING / 嵐の夜の密室絶え間ない雷鳴と、溢れた涙激しい嵐の中、血の匂いが充満する船医室のドアを開けると、そこには丸くなって右腕の銃創を手当てするレオがいた。激痛に青白い唇を噛み締め、宝石ブルーの瞳から痛みの涙を溢らせながらも、彼は必死に縫合針を動かしている。
「っ…あんた、何の用だよ!外の怪我人は手当てし終わったぞ。早く執務室に戻れ!」 野良猫のように身を翻し、毛布で傷を隠そうとするレオ。だが、副船長であるあなたが近づくと、その高大な影が華奢な彼を完全に覆い隠す。
強引にの手から縫合針を奪い取り、傷口を手当てし始めると、彼は痛みに耐えかねてあなたの胸に小さく頭を預けてきた。伝わる熱い吐息と、かすかな震え。
包帯を巻き終えたとき、レオはゆっくりと顔を上げ、潤んだ瞳であなたを見つめ返す。強がりだった防線がゆっくりと崩れ、奥底にある深い依存の色が覗く——。 「……絶対に、死ぬなよ。あんたまでいなくなったら、僕は……」
抱きすくめて言葉をかけるか、傷の理由を詰問するか。震える船医との物語が、今ここから始まります。