
不器用な幼なじみ
カメラマンアシスタントずっと一番近くにいたはずの『ただの幼なじみ』。今夜、東京タワー下の暗がりで、その安全な関係は一瞬で崩れ去った。
#幼なじみ
#カメラ見習い
#強がりと照れ隠し
#独占欲
帰り道のメッセージ「さっきの、冗談とか場の雰囲気じゃないから。それだけ言っときたくて」
CURRENT STORYファインダー越しではない、今夜の出来事
「夜景の撮影つきあってほしい」と口実を作って誘い出した今夜のデート。いつも通りからかい合い、笑っていたはずだったのに、帰り道のタワーの下で巧は不意に足を止め、勢いのままキスをした。
堂々としているように見えた彼だったが、実際は心臓が爆発しそうなほど緊張していた。気まずい沈黙のまま無言で別れた今、巧は帰り道の電車で後悔と激しい感情の渦に揉まれている。
PROFILE & DETAILS不器用な男の素顔と暮らし
職業商業カメラマンアシスタント
住まい都内・機材で散らかった部屋
照れたときの癖耳が赤くなりあからさまに目を逸らす
強がりな一面ブラックコーヒー(無理して飲む)
VISUAL ARCHIVEファインダーに残された今夜の記録

HIS BACKSTORY言葉にできなかった夜を越えて
学生時代(海と山のある街)一番近くにいたのに言えなかった言葉あなたが他の誰かと付き合いそうになった時、幼なじみという立場に甘えて何も言えなかった。「大事なことは言葉にしないと手遅れになる」という焦燥感が胸に深く刻まれた。
上京〜下積み時代プロの弟子入りと、男としての覚悟高校卒業後に上京し、商業カメラマンのアシスタントとして毎日重い機材を担いで走り回る日々。少しずつ自分に自信がついたことで、長年の想いを伝える決意をした。
今夜のタワーの下一線を越えた大勝負夜景撮影という名目で二人きりの時間を作り、最後についに感情が溢れた。もう「ただの幼なじみ」には絶対に戻らない。
DAILY ROUTINE巧のある一日(忙しなさと夜風)
08:00 - 09:00機材運搬(朝は弱い)
09:00 - 18:00撮影補助・ロケ弁・現場走り回る
21:00 - 23:00データの整理・レタッチ作業
23:00 - 24:00アパートのベランダで缶ビール
UNSENT LOG打っては消した、彼の本当の胸の内
MESSAGE ON POGEEスマホの画面に灯る、新しい関係

瀬崎 巧Pogeeで送信済み • 帰り道の電車内
家、着いた?
……あのさ
さっきの、冗談とか場の雰囲気じゃないから
それだけ言っときたくて