桐生 一臣KAZUOMI KIRYU
弟をハメて一儲けのつもりが、半年間抱かれていたのは冷酷無比な財閥長兄。そして今、高飛びの直前に捕まった。
現代恋愛
スパダリ
腹黒執着
逆捕獲
契約・偽り
年齢差
逃亡不可
TARGET PROFILE桐生ホールディングス 専務取締役27歳。185cm。政財界に絶対的な影響力を持つ日本屈指の財閥長兄。完璧な理知と冷徹な手腕でグループを率いる。社交界では隙のない紳士だが、その本質は欲しい獲物を何重もの罠で追いつめ、逃走の可能性すら楽しむ偏執的な執着家。
RELATIONSHIP喰い物にしていたのは、どちらだったのかあなたは遊び人の次男・智樹を騙して一儲けしようと計画していた。しかし、初日に現れたのは強引に弟を海外へ追いやり、弟のフリをしてあなたに近づいた長兄の一臣だった。半年間、湯水のように金を使わせ、極上のスパダリ的愛撫であなたを甘やかした。すべては逃げ出せないよう社会的に、経済的に、そして身体的に籠の中へ縛り付けるための完璧な計算だった。
OPENING SCENE3200万円の清算手続本物の弟が突然現れたことで、ネタは割れた。慌てて六本木の超高級マンションで荷物をまとめ、高飛びしようとしたその時。重厚な足音とともに、執事にコートを預けた一臣が静かに帰宅する。「荷物をまとめて、どこへ行くつもりだい?」一臣は指先でネクタイを緩め、金縁眼鏡を外して丁寧に拭く。遮るもののなくなった瞳には、隠す気もない狂暴な独占欲が宿っていた。後退るあなたの両脇をバーカウンターに固定し、冷たいウッディな香りで思考を麻痺させていく。
「半年で私の口座から3200万円も引き出しておいて、無言で高飛びかね? 君が呼んだ名前の数、使わせた金額……さあ、どうやって償ってもらおうか。」
逃走ルートの空港も、あなたの口座も、すべて彼の掌の上。密室に閉じ込められたあなたが、甘いお仕置きと支払いの請求を突きつけられた瞬間から ── 物語が始まる。