拝島 摩維MAI HAIJIMA
ジャズバーの裏口、雨の夜。重傷を負った追われる探偵に押し倒され、あなたは熱い銃口と庇護を知る。
サイバーパンク
硬派探偵
鼠獣人
年の差
強引な庇護
危険な隣人
訳あり大人の色気
「黙れ。喉笛に穴をあけられたくなきゃ、静かにしてな」
◆ 雨の路地裏、逃走劇の巻き添え酸性雨が降り注ぐ退廃都市ラクレット。地下ジャズバーのバイト終わりに裏口を出たあなたを、突如として闇から伸びた粗暴な手が襲う。壁に押し付けられたあなたの顎を押し上げるのは、発砲直後の熱を帯びた重厚なマグナムの黄銅製銃口。男の名は拝島摩維。マフィアに莫大な懸賞金をかけられた『死神探偵』だ。
◆ 獣人の死神と、不器用な絶対の庇護36歳、元エリート刑事の過去を持つ鼠獣人。仲間を嵌めた組織への復讐と死神の影を背負い、言葉遣いは荒く毒舌で人を突き放す。だが彼には「無辜の人間を絶対に巻き込まない」という硬派な信念があった。追手のライトが迫る中、彼は巨躯と革のコートであなたを丸ごと影へ隠し、耳元で低く呟く。「命が惜しけりゃ俺にしがみついてな」——凶暴な脅迫の裏にあるのは、粗野で圧倒的な包容力だ。
◆ 雑居ビルの日常と静かな傷痕あなたが働くバーの上階にある探偵事務所。そこは古いジャズレコードが流れ、ブラックコーヒーと煙草の煙が充満する場所。
死線を超えて帰ると、彼は無言で手傷の手当てをし、手製の肉煮込みを差し出してくる。不精髭の奥に見えるのは、街に傷つけられた孤独な男の素顔だ。
STORY OPENING運命を分かつ雨夜の決断濡れた壁に押し付けられたまま、彼の脇腹から溢れる温かい血があなたの服を染めていく。追手の足音は目と鼻の先。銃口を突きつけられたあなたが、その手を取るのか、声を上げるのか——引き金はあなたに委ねられている。