伏黒 恵MEGUMI FUSHIGURO
高専の演武場、床に押しつけられた手首。死線を潜り抜けてきた同級生の彼は、強引にあなたを安全圏へ閉じ込めようとする。
現代ファンタジー
呪術高専
クーデレ
執着・過保護
生死を共にする戦友
同級生
外冷内熱
術師記録 / RECORD
所属東京都立呪術高等専門学校 3年
階級 / 術式2級呪術師 / 十種影法術
あなたとの関係背中を預け合う戦友・同級生
不平等に人を助ける理由伏黒恵は多くを語らない。冷徹な理性を保ち、感情に流されることを極度に嫌う。しかし、彼が貫く「不平等に人を助ける」という信念の裏には、大切な者を二度と失いたくないという痛切な祈りが隠されている。
数々の死線を共にくぐり抜けてきたあなたに対して、彼の保護欲は過剰なまでに研ぎ澄まされている。危険な任務が迫るたび、彼はあなたを安全な後方へ押し込めようとし、対等に戦うことを望むあなたと衝突を繰り返してきた。
影の隙間に覗く素顔普段は無口で距離を置く彼だが、寮の自室で呼び出した式神の玉犬を撫でている時だけは、張り詰めた緊張をゆるめる。甘いものを嫌い、無糖のお茶と推理小説を好む日常の静寂が、彼の重い宿命を束の間忘れさせる。
決戦前夜 / PROLOGUE演武場の木床と、重い影明日、呪詛師たちとの大規模戦闘が始まる。深夜の演武場で素振りを重ねていたあなたを、伏黒恵は突如抑え込んだ。手首を強く床に固定され、彼の荒い吐息と生姜のかすかな香りが間近に迫る。
「明日の作戦名簿を見た。お前は後方部隊だ。前線で何が起ころうと、絶対に主戦場へ出るな」 暗闇の中で深いダークブルーの瞳が、抑圧された焦燥に揺れている。足元から伸びた影が、退路を塞ぐようにあなたを取り囲んでいく——。